分数について 2回目
ここでは分数の大きさの比較と分数の足し算、引き算について学びます。
ここで問題ですが、とではどちらが大きいでしょう。
分母が同じ場合は基準となる分数(これを単位分数と呼びます。単位分数とは分子が1の分数のことです)により大小の比較ができたり計算ができます。
は1を4等分したうちの1つです。は1を4等分したうちの3個分です。よってよりのほうが大きいことが分かります。これを
\begin{align}
\frac{1}{4} \lt \frac{3}{4}
\end{align}
または
\begin{align}
\frac{3}{4} \gt \frac{1}{4}
\end{align}
と書きます。
次は計算問題です。ここにジュースが2つあり1つはです。もう一つはです。この2つのジュースを足すと全部でいくつになるでしょう。
ここで以下の図を見ていただくと分かってきます。
この図において青色2つがを表していて、緑色3つがを表しています。よって足し合わせると全部で
\begin{align}
\frac{2}{7}(L) + \frac{3}{7}(L) = \frac{5}{7}(L)
\end{align}
になります。